専業になって1年目の話し
会社員を辞めて年収支1000万くらい稼いだけど何故かお金が増えてない事に気が付いた。
それは勿論、最初から計算していたら分かる事だ。その当時はとりあえず勝てるようになれば雪だるま式にお金が増えると思ってた。
(そうです、アホです。)
ざっくりと内訳を見てみると
・税金20%で200万
・社会保険料(国保+年金)で約100万
・生活費が月25万と仮定して年間300万
・娯楽費用や交際費に50万使ったと仮定
※家族構成は4人
計650万の出費で残るお金は350万
そうです。たったの350万しか増えてないんです。年間で貯金350万も増えれば十分でしょうとサラリーマン時代の自分ならそう思いますが、相場の世界は取って取られてなのでドローダウン(DD)に入ると無くなる可能性のある金額です。
これが10年続いたとしても資産億までは到底届きません。さらにトレードで10年生き伸びるのも難しいと言われています。一度勝てるようになったからと言ってずっと勝ち続けれるとは限りません。
勝てる時に容赦なく勝って爆発的にお金を増やさないとお金は増えません。
もし爆発的に勝てなかったらどうなるのか?
専業生活を1年間乗り切るだけでも精神をすり減らしてメンタルも削られていきます。
さらに長くなればなるほど無職の経歴も長引き年齢も増すのでまともな社会復帰も難しくなると思います。
勝てなかったら、勝てなくなったら就職すればいい。
(手に職があって自営できる人は別です)
言葉では簡単ですが実際は違います。
夢と希望を奪われ相場にコテンパにボコされ財産も失い時間だけが浪費した事実しか残りません。
そんな精神状態で社会に直ぐに戻って適応できるとは思いません。最初はアルバイトから始めて徐々に慣れていかないと1日中フルに正社員の8時間勤務は耐えられないと思います。
そもそもトレードで生活しようと考える時点で大半の人は社会不適合者の人が多く人から指図されたりするのも我慢できない人が多いと思います。
(完全に偏見です)
それらも考慮して敗退する時は最低1年分の生活費は残してやめないと生活が破綻します。
以上をふまえてまともな職についてる人が専業になるメリットは爆発的に稼いで早期リタイアできる事くらいしかないメリットがないのでお勧めはしません。
僕のように年収400万くらいで定年まで30年以上働くビジョンが見えず転職してもさほど変わらない会社ならチャレンジしてもいいのかなと思います。
ネット上ではトレードする理由はいくらでも見かけますがやらない理由はあまり見かけないので書いてみました。
過去の自分は自分にとっての都合の良い情報しか目に入らずこの文章を読んだとしても「オレなら大丈夫だろう」と根拠のない意味不明な自信で突き進んだかもしれません。
(そうです、アホです。)
でも頭の良い人は少しは共感して貰えると思うので一度立ち止まって考えるキッカケになればいいなと思い書いてみました。
以上、現場からお伝えしました\( ‘ω’)/ヨンダライイネオネガイシマス
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