イイネを押してくれたドスケベの皆さん、お待たせしました。続きをご覧ください。
—前話—
—本編—
イエスマンとは?
2008年に公開されたジム・キャリー主演の映画『イエスマン”YES”は人生のパスワード』
主人公の冴えない男が友人に誘われたイエス教のセミナーに参加し今後イエスを答え続けると誓約させられてしまう。
その後冴えない男がイエスと言い続ける事で人生が一変し幸福が訪れるまくるコメディ映画だ。
なんと同伴の前日に幸いにもその映画をみてジムキャリーが憑依した状態でお店に着いていた。
も「ちょっと着替えてくるね〜」
ザ「イエス!」
私服からドレスへ着替えてくる間はヘルプの女の子が接客してくれる。
ヘルプの子にもルールがあり本指名のお客さんには連絡先を聞いてはいけない。
もし聞いて指名を横取りしたら嬢の間で揉め事に発展するからだ。
ヘルプの子「何か頂いてもいいですか?」
ザ「イエス!」
しばらくヘルプの子と話した後にももちゃんがやってきた。
も「お待たせ〜」
なんともセクシーなドレス。
胸元から谷間が見え、チャックを開けば中身が確認できる仕様になっている。
も「何飲む〜?今日はこっちのメニューから頼んでもい〜い?」
ザ「イエス!」
も「じゃあ、このシャンパン飲んでもいい?」
ザ「イエス!」
上乗せ特化ZONEで+5万円が確定した。
まあまあ良心的なところを選んでもらってホッとする。
も「小腹空いたな〜、菓子盛り頼んでもいい?」
ザ「イエス!」
まるでオレの財布の端数まで把握しているような頼み方な気もしたが値段は分からない。
黒服「お客様、お時間がきたので延長されますか?」
ザ「イエス!」
イエスと言い続ける事数時間、天使とお酒を飲みながら幸せな時間が過ぎた。
そして事態は急に動き出す
も「わたし一人暮らししようと思うんだ〜。家賃出してくれる?」
ザ「イエス!?」
え?
この人いま変な事言いましたよね?
家賃出してくれる?
おち◯ちんじゃなくて?
家賃?
ほっぺたぺチンしよか?
しかも、おち◯ちんで?
も「それと脂肪吸引して胸も大きくしたい。ダメ〜?」
ザ「イエス!」
も「お礼にこの胸元のチャック開け放題にしてあげるね」
開け放題じゃなくて揉み放題の間違いだよねと耳を疑った。
なんやかんやして閉店の時間まで長居してしまった。
気になるのはお会計だ。
お会計の紙を見たら16万円という数字が見えた。
財布の中身を確認すると15人しかいない。
ザ「あの〜、カードって使えますかぁ?」
黒服「イエス!」
なんかイラッとしたがお会計してタクシーが到着した。
も「今日は楽しかったよ、また行こうね〜」
財布の中身は空になったが胸はいっぱいになったので今日のイエスマンは大成功だった。
そんな事を考えながらタクシーに乗った。
ザ「すみません運転手さん、ちょっと使い過ぎて現金ないんですけど大丈夫ですか?」
運転手「大丈夫ですよ、そう言えば先週もお客さんと同じような事を言ってたお兄さんがいましたね〜」
ザ「あっ、そうなんですね。実は今日キャバクラに行って全部イエスで答えてみたら財布の中身が空になっちゃって…あはは」
なぜか気分が良くて映画の話からお店での出来事を説明した。
すると、
運転手「もしかしたら先週のお兄さんもイエス教の信者かもしれませんね〜笑」
ワッハッハっハッハと、くだらない会話をしてたら曲がるところを過ぎそうになったので、
ザ「あ!すみません!直ぐそこを左に曲がってください!」
運転手「イエス!!」
第十話 完
次回「状況整理」
甘酸っぱい汗臭いおじさんの実体験を書いてます。
続きはイイねが140までいけば書きたいと思います。
(嫁にバレても最終回になります)
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