大変長らくお待たせ致しました。
イイネを押してくれたドスケベの皆さん、続きをご覧ください。
—前話—
—本編—
あれからまたご飯に誘われて焼き肉に行ったりと確実に2人の仲は近付いていた。
普通の男女の関係ならもうそろそろ次のステップに発展してもおかしくないところだ。
だがキャバクラとは気のない男性にも気のある素振りを見せお店に通ってもらうのが仕事だ。
相手の好意が本物かどうかがわからない。
冷静に考えてもおじさん相手にガチ恋はありえない。
おそらく場外からスタートして今は安全な人の部類に入ってると思う。
なんなら毎回10万円以上は使う太客の扱いだ。
面白い事にお店の態度も変わって扱いが良くなってくる。
それに応えてお金を使うのも少し優越感がある。
そろそろ仕掛けをしていく時期が近いてるので一度クビにした先輩に相談してみる事にした。
今までの経緯を説明して先輩からの出口戦略は以下の2つだった。
①アフターに誘ってそのままホテルへ
②プライベートで食事に誘ってその後ホテルへ
自分は朝帰りする事ができないのとアフターまでの体力がないので出口戦略②になった。
まずはお店に行ってプライベートに誘う事と可能な限りスキンシップをとり相手の反応を見て情報を得るように助言された。
拒否されれば厳しいし好意的な返しがきたら激アツだ。
なんだか今までと違って一気にハードルが上がった事をやろうとしている気がして成功するイメージが湧かない。
自分の嗅覚だとももちゃんの好意はビジネスに感じる。
なぜならあまり質問をされた事がない。
これは興味がない意思の表れに思う。
そんな不安を抱えたまま足取り重くお店へと向かった。
第11話 完
次回「失態」
甘酸っぱい汗臭いおじさんの実体験を書いてます。
続きはイイねが100までいけば書きたいと思います。
(嫁にバレても最終回になります)
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