イイネを押してくれたドスケベの皆さん、お待たせしました。続きをご覧ください。
—前話—
—本編—
店に到着していつも通りももちゃんを指名して席に案内された。
今日はいつもと違ってミッションがあるため緊張する。
今日のミッションは店外デートに行ってくれるのかどうか?
キャバ嬢にとっての店外デートはリスクが大きい。
やはりお店の外でお客さんと会うのはお店が守ってくれないのと女性からしても襲われたりする危険性もあるため慎重に判断しなければいけない。
かと言って、常連のお客さんに可能性がない事を示唆すると指名して貰えなくなる。
この絶妙な期待感をコントロールしつつお客さんとの距離感を保つ事が重要となってくる。
そんな事を考えてる間にももちゃんがやってきた。
も「久しぶり〜、元気してた〜」
いつも通り適当な会話を繰り広げる。
しばらくして空気感が暖まった頃合いをみて聞いてみた。
ザ「あの〜、店外デートとかって行ってくれたりする?」
も「・・・、まあ、いつも来てくれるし1回くらいなら…」
きた
北
KITA
キタ━(゚∀゚)━!!!
なんと2023年キタキタおじさんがやってきた!
40手前の乞食みたいなおじさんにもチャンスがきた!
もう今日の仕事は終わった。
Excelに収支を入力して金額を眺めてニヤつくくらい今日の仕事は終わった。
余韻に浸りながら妄想を膨らませあんな事やこんな事を想像していた。
なぜか全て上手くいくと思ったその時、気が緩んでしまったのでしょう。
ついつい飲み過ぎて(FXでも勝ちすぎて)心の声が口から漏れてしまった。
ザ「ももちゃんとエッチしたいなぁー」
も「え?ええ?急にどしたん?え?え?今までそんな事言う人じゃなかったのに・・どしたん??」
・・・・
急に場が静まり返る
間違えた
おもっくそ間違えた
何をどうやったら間違えるのか分からんくらい間違えた。
FXで例えるならロングとショートを間違えるレベルじゃない。
1000万入金しようと思ったら振り込め詐欺に間違えて入金したくらいヤバイ。
確実にももちゃんから急に何をコイツは言い出したんだと変な空気になった。
ザ「え?絵??あ、いやっ、、その、、、なんか、急にふと思って、、、」
も「え?今までそんな事言わなかったのにどうして、、、」
後に引けなくなったのでここで150キロのストレートを投げるしかなくなった。
ザ「好きです」
第12話 完
次回「敗戦」
甘酸っぱい汗臭いおじさんの実体験を書いてます。
続きはイイねが120までいけば書きたいと思います。
(嫁にバレても最終回になります)
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