イイネを押してくれたドスケベの皆さん、お待たせしました。続きをご覧ください。
—前話—
—本編—
あれからももちゃんとご飯の予定をすり合わせるが中々予定が合わず、最後にお店に行ってから1ヶ月が経過してしまった。
やはり既婚者おじさんは家族との時間もあり、そんなに頻繁に飲みに行く事もできないため色々と現実は厳しい。
また時間が空くとお互いの熱も冷めるしモチベーションも下がる。
それでも若い頃できなかった事を最後までやってみようと思う。
その後にご飯の予定が決まり居酒屋に行く事になった。
もちろんご飯はプライベートではなく同伴だ。
同伴とは、嬢が出勤する前にお客さんと一緒に食事してから出勤する事だ。
もちろん相手からは同伴とは言われてないが当たり前に考えて同伴だ。
同伴するにも料金が発生するが意外とそんなに高くなく数千円程度だ。
お店側としては食事後にお店に来て貰えるし、人が少ない時間帯にお客さんを入れれる事がメリットとしてある。
嬢側としてもお店の評価システムの中に同伴ポイントというものがあったりしてお給料に反映されるところもある。
厳しい店だと月のノルマもあるそうだ。
その他にもシャンパンポイントやSNSポイントなど店によって色々評価も違う。
そして当日を迎える。
約束の時間前に到着し店の前でももちゃんを待つ。
しばらくするとお店の送迎車と思われる車で彼女が降りてきた。
も「お待たせー」
お店のドレス姿とは違い私服の時も可愛い。
とりあえず無事に合流してお店に入る。
とても緊張するおじさん。
若くて可愛い子と2人きりで食事する機会がない陰キャおじさんには中々荷が重い。
カウンターに案内され2人並んで座り飲み物を頼む。
なんだか空気が気まずい。
やはり期間が空き過ぎてしまったか。
しばらくしてドリンクが届き乾杯しても全く話が続かない。
何か上の空な感じがして手応えがない。
あの積極的なももちゃんはどこに行ってしまったんだ。
頑張って話しを続けるが時々沈黙と言う地獄のような空気が訪れる。
そんな不穏な空気の中、時間も経てばお酒の酔いもまわり少しは場が和んできた。
1時間半くらい過ぎたくらいにももちゃんがお店に移動しようと言ってきた。
タクシーを呼んでお会計を済まして店を出た。
タクシーで移動しながら何か罪悪感みたいものを覚えた。
おそらく家族に対してウソをついてる罪の意識。
だかポコチンだけは正直にお店の方角を差している。
どうやら男の脳みそは頭じゃなくて金玉らしい。
そんな事を考えながらいざキャバクラへと向かった。
第九話 完
次回「イエスマン」
甘酸っぱい汗臭いおじさんの実体験を書いてます。
続きはイイねが100までいけば書きたいと思います。
(嫁にバレても最終回になります)
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