なんで負けたのかを分析するのも大事だけど、何のために負けたのかも大事だと思う。
(なんで負けたのかは手法の分析で何のためには負けたのかは分類の話)
どーいう事かというと、「その負けが必要な負けだったのかどうか」という事。
負けから得られるもの(学び)がない負けは必要ないとかそんなカッコいい事ではなくて、単純に何目的でトレードして負けたのかによってその後の対処が変わってくると思う。
何目的というのは、期待値稼働(トレード)なのか手法開発のためのトレードなのか。
期待値稼働で負けたのなら手法の範囲内の負けなら特に得るものもないし、あったとしても手法のアップデートにつなげるだけでそんなに気にする事はないと思う。
問題は手法開発にあたるトレードが実は厄介だと思う。
例を挙げるとしたら、期待値稼働を100枚でトレードして開発トレードも少し下げて50枚でやるなど。
これだと折角期待値稼働して収益をプラスにしても開発トレードの研究費によってトータルがマイナスになる可能性が発生します。
(そうです、僕の事です)
手法開発のためにトレードしてるなら1枚でいいと思うはずです。
そんなの当たり前でしょと思う人が多数いると思いますが、負けてる人のほとんどが期待値あるだろうトレードをして、実はそれって手法開発トレードをやっているのにその認識がなくて資金を減らしているような気がします。
(稼ぎたい欲求が先行してくるのが原因だと思います)
ハイそうです。それで何か?と言われると困るのですが、つまりこれが原因で悪循環を及ぼしてる事があって、せっかく期待値あるトレードをしていても手法開発トレードの負けのせいで収支がマイナスになっていると、期待値あるトレードすら勝てない気がしてきて期待値あるトレードもゴミ箱に捨ててしまう可能性が出てくると思います。
イヤイヤそんな事ないでしょ。と言う人は何で勝ってて何で負けてるかを成績管理している人だと思うので大丈夫だと思います。負けてる人は分類せず1つのまとめた収支でしか見てないと思います。
少し整理すると、自分が期待値あるトレードをしているのか、それとも研究開発のトレードをしているのか、どっちつかずの事をしているのか、をそれぞれ認識して把握する必要があると思います。
時々見かけるのが、研究開発トレードなのに枚数はどうやって上げますか?メンタルは大事ですか?資金管理は大事ですか?などなど、手法があっての質問のやりとりを見かけたりもします。
おそらく負けてる人でこの質問が出てくる時点で自分が何をしているのか現状把握ができてない事を裏付ける証拠だと思います。
また、「損切りは何pipsでしますか?」「戻ってきたらどうしますか?」などの質問は手法の分析になるので、それは各々がやってる内容が違えば答えも変わるので質問に意味がない事だったりすると思います。
(参考にしたいと言う気持ちからだと思います)
おっと、話しがそれましたが「その負けが必要な負けだったのかどうか」という事が本題だったので戻りますが、手法開発のために負けたのかそれとも期待値トレードで負けたのかを分類できていればすべて必要経費なので問題ないのと、手法開発の負けならどのくらいの研究費まで許容するのかも用意しておいてもいいのかなと思います。
ちなみに僕は大きく分けて
①気付きを得るための負け
②仮説検証での負け
③期待値稼働での負け
と3つに分けて考えるようにしてます。
<まとめ>
・何で負けたのかを分析するのは手法の分析
・何のために負けたのかはトレードの分類
・分類ができてないと適切な分析ができない
・自分の現状を把握して整理する事
どこが悪くてどこが良いのか整理しないと今後のアクションも適切にできない。
例えるなら病気になった人が今後の治療を進めていく上で現状どこが悪いのか診断して把握する必要があるのと同じ。
<おわりに>
結局は自分のやってる事を自己分析して整理して良いところは伸ばして悪いところを改善するだけなのかなと思います。
それを管理していく上でExcelのような表計算ソフトを扱うのは必須な気がします。
なあなあにやってても成長しないし短期間では結果は出にくいですが1ヶ月前の自分と比較して成長を感じられるような環境を自分で作るしかないと思います。
着実に一歩ずつ進めて行けば足場も固まるしそれが数年後に安定した利益を生み続ける基盤になっているかもしれません。
おわり(・ω・)ノヨンダライイネオネガイシマス
(制作時間3.0時間)
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